過去の震災から進んだ住宅の耐震性研究

耐震日本国内で作られる住宅に「耐震性」が多く求められるようになったきっかけといえば、やはり1995年に起こった阪神淡路大震災でしょう。

阪神淡路大震災はここ数十年でも最大規模の甚大な被害をおよぼした震災でしたが、このとき住宅密集地の建造物の多くが完全に倒壊してしまったということに多くの人が大きなショックを受けました。

阪神淡路大震災以前までは西日本地域は比較的強固な地盤を持っているところとして認識されており、そのため東日本地域に比べて住宅建築においてそれほど地盤や耐震性は重要視されていませんでした。

そのため古い住宅だけでなく築年数数ヶ月という新しい家であってもほぼ全壊の被害と受けるといったこともよくありました。

それ以降も東日本大震災などの大きな地震が連続したことにより、どういった住宅が地震に弱いかという研究がかなり進められています。

現在では耐震性を全面に出す住宅メーカーも多くなってきましたので、施工を依頼するときにはどういった基準で耐久力を担保しているか詳しく説明を受けるようにしましょう。

地震に強い家と弱い家の違い

まず耐震性の一つの基準となるのが1981年以前の建物かどうかということです。

1981年は建築基準法が改正され、かなり工法に大幅な耐震性を求められるようになった年です。

過去の震災においても1981年以前に作られた木造住宅はほぼ全壊となってしまったことがわかっています。

特に木造住宅においては昭和49年(1974年)以前ものは極端に被害が大きいことがわかっているので、築年数の古い木造住宅は十分に注意しておく必要があります。

また過去に何度も増改築を繰り返し、間取りに凸凹がある家も横揺れが起こったときに建物全体がねじれを起こし倒壊してしまうことが多かったことも報告されています。